仕事とは

前回のブログで仕事について触れましたが、今日はもう少し掘り下げて。

振り返ると今までたくさんのアルバイトをしてきました。

コンビニ、パン屋、お弁当屋、皿洗い、工場のライン、郵便物の仕分け、

ハムの量り売り、パチンコ屋、スーパーでのパック詰め、庁舎での事務…など。

ひとつの事を長く続けられないのは根気がなく良くない事なのですが、

そのおかげで得たものも少なからずあります。

 

本業はもう10年近く勤めた会社です。

それまでは3年、2年、1年半と長続きせず転々としていましたが、

現在の会社の求人を見て派遣会社に登録、紹介してもらいました。

産休の方の穴埋め求人で雇用期限もあったのですが、

こちらも第2子を検討する頃だったのでちょうどいいと思っていました。

その時私は1歳過ぎの子供がいたので会社側からは疎まれる存在。

「どうせすぐに休むだろう」と思われてしまうからです。

こちらの会社も例外ではなく、後から聞いた話によると

小さい子供がいると聞いた時点で、本当は面接する気もなかったのだとか。

それもそのはず、産休の方にも他に小さい子供さんがいて、

しかも社長さんの身内だったため、仕事の合間に母乳をやったり世話をしたりと

かなり席を空けることも多かったようで、クリエイティブなことを優先したい

社長さんにとっては事務の仕事が降りかかってくる事は一番のストレスで

避けたい事だったようです。

 

そんな似た者同士の私がなぜ面接をしてもらえたかというと、

転々とした職歴の中に、社長さんが以前勤めていた時の取引先があったようで

「まあ、面接くらいは」と受けてくださったようです。

運よく気に入られ雇用期間満了時には直接雇用されることになり、今に至ります。

結局身内の方の席を奪うことになりましたが、気まずい思いまでして

私を優先してくださった社長さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 そういうこともあって仕事は極力休みません。当たり前ですが。

台風の時も大雪の時も遅刻したことはありません。これも当たり前か。

子供が熱を出して保育園から呼び出しがあっても、インフルエンザで出席停止の

時も、祖父母の助けを借りて、私は仕事をしていました。

主人より仕事人間かも…(;'∀')

母親としては失格なのかもしれません。でも私の母も仕事人間でしたが

「大事にしてもらえてない」と思うことはなかったですし、母の事が好きでした。

感じ方は人それぞれなんで何とも言えませんが。

 

飽きっぽい人間がこうして10年近くも勤められたのは、

社長さんの人柄なんでしょうか。居心地がいいというのもありますが、

「力になってあげなきゃ」なんて今まで働いてきたところで思ったことないかも。

主人に出会ったことは何とも思いませんが、社長さんに出会えたことは

私の人生で最大のラッキーなことかもしれません。